旅行記

シンガポールのGST(消費税)還付方法・免税手続きをご紹介!絶対お得なので利用推奨

シンガポールでは、旅行者に対してGST(消費税)の還付を行っています。

GSTは商品額の7%取られるのに対し、還付割合は2%~6%程度。払った消費税全てが返ってくるわけではありませんが、大半は戻ってくるので絶対に利用した方がいいと思います。

簡単な例を挙げると日本円換算で1万円分商品を買った場合、700円の消費税を取られますが、お店と空港で簡単な手続きをすると200~600円くらい戻ってくるという制度です。

これがもし5万円分の買い物でれば5倍、10万円分の買い物であれば10倍のキャッシュバックが受けられます。

GST還付の適用条件、お店や空港での免税手続き方法、キャッシュバックの実例などをご紹介します。

GST還付の適用条件

シンガポールGST還元

GST還付の適用条件ですが、詳しくはこちらのサイトに詳しく書いてあるので見てもらうのが間違いないと思います。

サイト内に書いてあることをまとめると

  • 免税加盟店での買い物のみ対象
  • 商品購入額100SGD以上(同日レシート3枚まで合算可)
  • 16歳以上の一般旅行者のみ対象
  • 商用目的ではない購入商品のみ対象
  • シンガポール国内で使用、消費されていない商品
  • レンタカーやツアーなどのサービスは対象外

一つずつ詳しく説明します。

免税加盟店での買い物のみ対象

GST還付を受けられるのは免税加盟店での買い物のみです。

大手のアパレルショップ、家電量販店、化粧品販売店などはほとんど対象となっています。

あとは元々免税店であるDFSなどもなぜか対象ですが、元々ある程度免税されているので空港でのキャッシュバックは少なめです。

対象外となるお店の具体例を挙げるのは難しいのですが、個人的な予想だと街中にあるキャッシュオンリーのお土産物屋さんなど、チェーン店ではないところは対象外だと思います。

GST還付を行っている店舗例

  • 伊勢丹
  • 高島屋
  • ION Orchard(アイオン・オーチャード)
  • マリーナベイサンズ
  • H&M
  • ZARA
  • ハイブランドの路面店

少なくともこれらの店は間違いなく免税対象となっています。

シンガポールGST還元

店舗の入り口や購入カウンターのところに行けば、このように免税店であることが書いてあるので分かりやすいと思います。

商品購入額100SGD以上(同日レシート3枚まで合算可)

GST還付対象となるのは商品購入額100SGD以上のみとなっています。

1SGD=約80円なので、日本円換算で約8,000円以上の買い物が免税対象です。

これは一枚のレシートで100SGD以上となる必要はなく、同一店舗、同一日であればレシート3枚まで合算可能です。

例えばH&Mで午前中に50SGD分買い物し、午後にもう一度H&Mに立ち寄って60SGD分買い物したとします。これはGST還付対象となります。

また、伊勢丹や高島屋といった百貨店の場合、同じお店での買い物でなくとも、同じ百貨店内のレシートを3枚まで合算することができます。

こちらも例を挙げると、伊勢丹2階の婦人服売り場で40SGD分買い物し、3階の紳士服売り場で40SGD分買い物し、4階の子供服売り場で20SGD分買い物したとします。同一百貨店内3店舗合計で100SGD以上なのでGST還付対象となります。

IONやマリーナベイサンズも伊勢丹や高島屋と同じ仕組みなのかはわかりません。

なぜなら伊勢丹、高島屋は免税手続きをカスタマーサービスで一括で行うのに対し、IONやマリーナベイサンズでは各店舗ごとに行っているからです。

IONやマリーナベイサンズは同じショッピングモール内であってもレシートが各店舗ごとに違うので合算はできないかと思います。(間違えてたらすみません)

店舗で行う免税手続きの方法は後で詳しく説明します。

16歳以上の一般旅行者のみ対象

16歳以上はどういう基準かわかりませんが、なんとなくは理解できるかと思います。

重要なのはシンガポールを訪れた一般旅行者であること。

シンガポールに元々住んでいる人はもちろんGST還付の対象外ですし、年半分以上の長期滞在となる人も居住者扱いで対象外。

また、商品購入から2ヶ月以上、免税手続きをしない場合も対象外となるようです。

その他、仕事で出国する航空機の乗務員も対象外と書いてあります。

普通に1、2週間程度の旅行でシンガポールを訪れる人はGST還付対象者となるはずです。

商用目的ではない購入商品のみ対象

商用目的かどうかをどのように判断されるかはわかりませんが、同じ商品を大量に買ったりしていたらGST還付対象外となるかもしれません。

これも後で書きますが、レシートとそれを照らし合わせた商品は空港の担当者にチェックされます。

シンガポール国内で使用、消費されていない商品

これは重要な注意点だと思います。

お土産として買ったつもりのものでも、既にシンガポール国内で開封したものは使用・消費したものと判断される可能性があります。

例えば、ルイ・ヴィトンの財布を購入した場合、未開封であればGST還付対象となりますが、旅行中に開封して使ってしまった場合は対象外となってしまう場合があります。

空港で商品をチェックされる場合、全てを見られるわけではありませんが、ブランド品などは還付額も大きい分、チェックされる可能性は高いと思います。

そこで係員が使用、消費されたと判断すればGST還付対象外となってしまうので注意しましょう。

宿泊費、食費、ツアーなどのサービスは対象外

これも上と同じ理由で対象外です。

シンガポール国内で消費されたものはGST還付対象外です。

宿泊費や食費、オプショナルツアーなど、どう頑張っても国外に持ち出せるものではないので対象外です。

その他、レンタカー代、マッサージ代、遊園地や動物園の入園料など、いくら一回の支払いが100SGDを超えようとも、GSTの還付を受けることはできません。

店舗での手続き方法

シンガポールGST還元

GST還付を受けるにあたって、店舗で行う手続き方法をご紹介します。

シンガポールのGST還付に関するブログやメディアを見ると、店舗ごとにバウチャー(免税書類)を発行して貰う必要があると書いてありますが、おそらくそれは古い情報だと思います。

今はeTRS(電子認証システムによる旅行者払戻制度)となっており、書類発行の手続きは省略されています。

店舗で行う手続きとしては

購入時にパスポートを渡す

これだけです。

店員さんに「Please GST refund」くらいの簡単な片言英語でパスポートを渡しても通じると思います。

あとは必ず、レシートを受け取り、空港での手続きが完了するまで保管しておきましょう。

書類代わりに、パスポートに内蔵されているICチップに購入履歴が保存されています。

伊勢丹、高島屋などでの手続き

IONやマリーナベイサンズ、GST還付対象の路面店では、商品購入時にお金やクレジットカードと一緒にパスポートを渡すだけで手続き完了です。

ただ、伊勢丹や高島屋などの百貨店は若干異なります。

伊勢丹、高島屋は店舗ごとではなく、カスタマーサービスで還付手続きを行います。

伊勢丹の場合

シンガポール伊勢丹GST還付手続き

伊勢丹の場合は4階にカスタマーサービスがあります。

シンガポール伊勢丹GST還付手続き

4階のカスタマーサービスに行くとこのように「TAX」と書かれたカウンターがあるのでそこで購入レシートとパスポートを出します。

高島屋の場合

シンガポール高島屋GST還付手続き

高島屋も何階か忘れましたが上の方の階にカスタマーサービスがあります。

シンガポール高島屋GST還付手続き

「GST REFUND APPLICATION」と書かれたカウンターに購入レシートとパスポートを出すだけです。

百貨店での手続きは若干面倒かもしれませんが、複数店舗のレシートを合算して申請できるというメリットもあります。(合算はレシート3枚まで)

チャンギ国際空港での手続き方法

チャンギ国際空港での手続きですが、必ず手荷物を預け入れる前にGST還付手続きをしましょう。

先に対象商品が入ったスーツケースなどを預け入れてしまうと係員の確認作業ができなくなってしまい、GST還付の対象外となってしまう可能性があります。

シンガポールGST還元

空港内ではこのように「GST Refund」と書かれた看板が至るところにあります。横には日本語で「消費税払い戻し」と書かれているので分かりやすいかと。

確か、空港に隣接する大型ショッピングモール『JEWEL』にもGST還付カウンターがあった気がします。

シンガポールGST還元

案内板に従っていくと大きく「GST REFUND」と書かれたコーナーがあります。

シンガポールGST還元

ここに置かれているキオスク端末で手続きをします。

シンガポールGST還元

手順としては、端末にパスポートをスキャンするだけで全ての情報を読み込んでくれるので簡単です。

また、日本語表示も選択できるので指示に従って操作するだけです。

指示通りに進むと最後に還付金の受け取り方法の選択になります。

  • 現金
  • 銀行小切手
  • クレジットカード

から受け取り方法を選択します。

銀行小切手は後日郵送になるので面倒だと思います。

現金はその日に受け取れますが、セントラル・リファンド・カウンターに行く必要があるようです。

クレジットカードは後日(10日以内)となりますが、その場で手続きが完了し、日本円で払い戻されるので一番楽だと思います。

自分はクレジットカードを選択しました。

ここで指定するクレジットカードは買い物の時に出したものとは別なものでも構いません。空港カウンターのキオスク端末で提出したクレジットカードに一括で払い戻されます。

この時点でレシートや商品を取り出す必要はありません。

シンガポールGST還元

商品数や還付額が多かったりする場合、もしくはランダムで税関検査カウンター係員のチェックを受ける必要があるようです。

その際、全ての購入レシートを渡し、数点の商品と照らし合わせるチェックがあります。

自分の場合はモンクレールのダウン、シャネルの靴など、比較的高額の商品をチェックされました。

H&MやZARAといったファストブランドは点数も多かったのですが、全てチェックすると時間がかかる割に、還付額は大したことないので一切見られることはありませんでした。

手続きを行っている人全員が荷物をチェックされていたわけではないので基準がわかりませんが、念の為に商品とレシートはいつでも出せるようにしておいた方がいいでしょう。

キャッシュバックの実例

シンガポールGST還元

GST還付制度でどれくらい戻ってくるのか、実例をご紹介します。

購入商品購入額GST還付額還付率
DFSの香水108.01 SGD4.00 SGD3.7%
伊勢丹の洋服312.90 SGD14.00 SGD4.4%
モンクレールダウン3,645.00 SGD195.00 SGD5.3%
シャネルの靴1,270.00 SGD65.00 SGD5.1%
ZARAの洋服164.40 SGD7.00 SGD4.2%
H&Mの洋服109.80 SGD4.00 SGD3.6%
エルメスの靴1,000.00 SGD53.00 SGD5.3%

GST(消費税)7%のうち、戻ってくるのはおおよそ3.5%~5.5%くらいという結果になりました。(上記の購入額は税込みなので厳密に計算すると若干異なりますが面倒なので省略します)

シンガポールGST還元

日本円での還付額は【26,441円】でした。

帰国後数日でクレジットカードにキャッシュバックされていました。

まとめ

以上がシンガポールにおけるGST還付の仕組みと手続きです。

GST還付に関して、注意点を含めたまとめがこちら。

  • 買い物の際は必ずパスポート持ち歩く
  • 同一日時、同一店舗ならレシート3枚まで合算可
  • レシートは全ての手続きが完了するまで保管
  • 還付手続きは購入店舗と空港の2ヶ所で行う
  • 還付対象商品は未開封、未使用が原則

このようになります。

買い物の際にパスポートを忘れると店舗での手続きができないので注意しましょう。

ただ、後日であってもレシートがあれば手続きしてくれるので忘れてしまっても滞在中であれば挽回可能です。

また、未開封、未使用が原則です。袋を開けてしまったり、箱から出してしまったらダメというわけではなさそうですが、明らかに使用して感があれば空港でのチェックで対象外とされる可能性もあります。

大体5%くらいの還付なので大したことはないかもしれませんが、大きい買い物をした場合はお得です。

シンガポールを訪れる際はぜひGST還付制度を利用してみてください。

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