2019年から2020年にかけての年越しで行ったプーケット、これが最後の旅行記になります。
帰国便は現地時間20頃の出発だったので、レイトチェックアウトをリクエストし、昼間はホテルのプールで一日遊んでいましたが、その辺りは新しい話もないので軽く流します。
この記事では、プーケット空港のタイ航空『ロイヤルオーキッドラウンジ』とプライオリティパスで利用できる『コーラルラウンジ』、そしてバンコクスワンナプーム国際空港のタイ航空『ロイヤルシルクラウンジ』をご紹介します。
- 1日目:タイ航空ビジネスクラスでプーケット。初日はナカアイランド
- 2~6日目:2019年年末ナカアイランド宿泊記
- 6日目:プーケット・パトンビーチのカウントダウンイベント
- 7日目:プーケットマリオットリゾート&スパメルリンビーチチェックイン
- 8日目:プーケットのタイガーキングダムとエレファントスイム
- 9日目:JWマリオットプーケットリゾート&スパとタートルビレッジ
- 10日目:JWマリオットプーケットのプールとビーチ紹介
- 11日目:JWマリオットプーケットのキッズクラブルーム
- 最終日:プーケット空港とスワンナプーム国際空港のタイ航空ラウンジ ←今ココ
人数 | 大人2 子供1(4歳) |
---|---|
日数 | 11泊13日 |
エアライン | タイ航空 ビジネスクラス(全て有償) |
ホテル | ナカアイランドラグジュアリーコレクション・リゾート&スパ アンダマンビーチスイーツホテル プーケット・マリオット・リゾート&スパ・メルリン・ビーチ JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ |
目次
JWマリオット→プーケット空港
帰国日ですが、16時チェックアウトなので昼間はホテル内のプールで遊びました。
夕方に準備をしてホテルを出ます。
帰国便が夜の場合、やはりレイトチェックアウトがあると最終日もゆっくりできて楽です。
レイトチェックアウトはアメックスのFHR予約であれば確約。ホテルステータスを利用する場合はチェックイン時にリクエストし、空きがあれば対応してもらえます。
ホテルでタクシーを呼んでもらいました。
これもやはりメータータクシーではなく、事前に料金が決まっている定額制ローカルタクシー。
プーケットでは、メータータクシーがほとんど入っていないようです。
JWマリオットプーケットからプーケット空港までは600THB(約2,100円)でした。
プーケット空港“国際線ターミナル”
タイ航空利用時、バンコク経由で日本に帰る場合は“国際線ターミナル”を利用します。
プーケット→バンコクなので感覚的には国内線ですが、バンコクスワンナプーム国際空港で外に出ずに他国へ出国する場合は国際線ターミナルになります。
タクシーで空港行きを告げる際、
バンコク乗り継ぎで日本へ帰る場合は「インターナショナルエアポート」
バンコク市内で一度出る場合は「ドメスティックエアポート」
と伝えるようにしましょう。
バンコクスワンナプーム乗り換えで他国へ行く場合、プーケット空港でチェックインするとこのシールを貼るように言われます。
これは往路の時も同じでした。このシールを見て、スワンナプーム空港のスタッフが乗り換え案内を指示してくれます。
プーケット空港にある2つのラウンジ
プーケット空港には2つのラウンジがあります。
一つはタイ航空のビジネス、ファーストクラスとスターアラインスの上級会員が利用できる『ロイヤルオーキッドラウンジ』
もう一つはプライオリティパスやダイナースカードで利用できる『コーラルラウンジ』です。
試しに両方行ってみました。
プーケット空港のイミグレーションは3階、ラウンジは両方とも一つ上の4階にあります。
案内版にはコーラルラウンジしか書かれていませんが、ロイヤルオーキッドラウンジも4階です。
ロイヤルオーキッドラウンジ
プーケット空港にあるタイ航空ビジネスクラスラウンジ『ロイヤルオーキッドラウンジ』を紹介します。
利用条件
利用条件は画像にも書いてある通り
- タイ航空ビジネスクラス(ロイヤルシルク)
- タイ航空ファーストクラス(ロイヤルファースト)
- スターアラインスゴールド
となります。
プライオリティパスやクレカでは利用できません。
ラウンジ内の様子
ラウンジ内はかなり狭いです。
席数もテーブル3つ、あとはタウンタータイプの椅子が20席弱だったと思います。
30人くらいで満席になるキャパだったかと。
飲み物・食べ物
飲み物は缶ジュースはパックジュース、ミネラルウォーター、コーヒー紅茶など揃っています。
アルコールは缶ビールのみ表に出ています。
ビール以外のアルコールはスタッフに頼んで持ってきてもらいます。
ただ、種類は写真に載っているワインくらいしかありませんでした。
狭いラウンジなので手の空いているスタッフも少なく、頼むのが若干面倒です。
食べ物はフライドライス、野菜炒めみたいなやつ、あとは揚げ物などがありました。
この日のスープはクリームチャウダー。
サラダやフルーツはそこまで多くはありませんが数種ありました。
その他、ワインと同様に注文できる食事メニューもあります。
英語が読めないので名前はわかりませんがタイ料理がメインだと思います。
せっかくなので一つ頼んでみました。
キノコのガーリック炒めだったと思います。
タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジとにかく狭いラウンジなので過度な期待は禁物です。
プーケット空港は日本でいうところの沖縄空港なので、成田やバンコクなどのハブ空港と比べるとラウンジの規模が小さいのも仕方ないですね。
コーラルラウンジ
コーラルラウンジにも行ってみたので紹介します。
場所は空港4階、ロイヤルオーキッドラウンジの隣です。
利用条件
利用条件を簡単にまとめると
- プライオリティパス
- ダイナースクラブカード
- タイ航空以外のビジネスクラス以上
となります。
プライオリティパスやダイナース以外にもラウンジ利用に特化したカードで入れるみたいですが、日本人にはあまり関係なさそうなので省略します。
あとはプーケット空港に乗り入れている航空会社でビジネスクラス以上であれば利用できると思います。写真を見るとジェットスターも記載されているので、LCCでも大丈夫そう。
ラウンジ内の様子
タイ航空のロイヤルオーキッドラウンジよりも広いです。キャパ的には2倍くらい。
ただ、プライオリティパス保有者や複数の航空会社で共同して利用するので席はほぼ埋まっています。
居心地はさほど良くはありません。
飲み物・食べ物
こちらはコーヒー、紅茶、ジュースなど。
そこまで種類は多くありませんがそこそこ揃っています。
その他に缶ジュースやミネラルウォーター、あとは写真撮り忘れましたがビールサーバーもありました。
あとはケーキやフルーツといったデザート類も数種類。
食事メニューもいくつかありました。ご飯やパスタなど。
食パンとジャム、あとはシリアル類、野菜炒めなども。
品数的にはタイ航空のラウンジと大差なかったと思います。
プーケット空港ではどちらのラウンジを利用するのがいい?
ロイヤルオーキッドラウンジとコーラルラウンジ、どちらがいいかとなると、『どちらも大差ない』というのが正直なところでした。
スターアライアンス会員であればロイヤルオーキッドラウンジを利用
プライオリティパス&ダイナースであればコーラルラウンジを利用
シンプルにこれでいいと思います。
一応、搭乗ゲート近くにもコーラルラウンジがありましたが、こちらは利用しなかったので中身や条件等はわかりませんでした。
気になる人は「プーケット国際空港 CORAL PREMIUM DEPARTURE LOUNGE」でググってみてもらえればと思います。
タイ航空B747-400ビジネスクラスでバンコクへ
まずはプーケットからバンコクスワンナプーム国際空港へ向かいます。
この便、バンコク経由の国際線搭乗者とバンコク行きの国内線搭乗者が一緒に乗る飛行機です。
タイ航空B747-400、実は2階建てでした。
往路と同機材だと思いますが、ビジネスクラスでも事前の座席配置ができないので2階建てだったことに気づかず。
1時間半程度のフライト、短距離便ですが座席は広くて快適でした。
座席配置は2-2です。
実質国内線ですが一応機内食も出ます。
往路の機内食はイマイチでしたが、復路の機内食は食べやすく、子供も喜んでいただいていました。
乾季のプーケットということもあり、滞在中は一度も一粒の雨も降らなかったのですが、空港で飛行機に乗ったら急に降ってきました。
プーケット滞在中は毎日晴天だったのでラッキーでした。
スワンナプーム国際空港のロイヤルシルクラウンジ
プーケット→バンコクは1時間半くらい、すぐに着きました。
次はバンコクスワンナプーム国際空港のタイ航空ラウンジ『ロイヤルシルクラウンジ』を紹介します。
場所は自分が乗る便の搭乗ゲート近く、D1A付近のところに行ってみました。
スワンナプーム国際空港はタイ航空の本拠地なので、この他にも同じようなロイヤルシルクラウンジがいくつかあると思います。
利用条件
利用条件は
- タイ航空ビジネスクラス以上
- スターアライアンス便ビジネスクラス以上
- スターアラインスゴールドメンバー
となります。
ビジネスクラス以上なのでファーストクラス搭乗者も利用できますが、ここにはファーストクラス専用の『ロイヤルファーストラウンジ』もあるので、通常はそちらを利用すると思います。
また、スターアラインス便ビジネスクラス搭乗者も利用できますが、このゲート付近はタイ航空の出発便しかありません。
実質的には
- タイ航空ビジネスクラス搭乗者
- スターアラインスゴールドメンバー
のみが利用するラウンジとなります。
ラウンジ内の様子
ラウンジはめちゃくちゃ広いです。
座席数、テーブル数など数え切れないレベル。ゆったりしています。
チャンギ国際空港のシルバークリスラウンジと同程度の規模。成田のANAラウンジよりも広かった気がします。
1月6日に利用しましたが、まだクリスマスのオブジェも残っていました。
飲み物・食べ物
コーヒーやフレッシュジュース、缶ジュース、ビールなど多数揃っています。
飲み物は一箇所ではなく、こういった冷蔵庫が至るところに置いてありました。
奥にはバーカウンターがあり、ビール以外のアルコールはここで頼みます。
お酒のことは良くわからないのですが、種類はそこそこあったと思います。
なぜかバーの横にポップコーンがありました。JWマリオットにあったのと同じポップコーンマシーンです。
食べ物も当然ですがプーケット空港より充実していました。
ヌードルバーもあります。
この辺りもチャンギ空港のシルバークリスラウンジに似ています。
サラダやフルーツなどもあり、ここだけで食事を済ませるのもアリなレベル。
サンドイッチやパン、東南アジアっぽい何かとタイ航空のお菓子。
東南アジアっぽい焼き菓子です。
これらもドリンク類同様、ラウンジ内の数カ所に同じものが置かれていました。
タイ航空のアイスクリームもあります。
プーケット空港のロイヤルオーキッドラウンジではココナッツだけでしたが、こちらはミルクティ味もありました。
キッズルーム
ロイヤルシルクラウンジ内にキッズルームもあります。
中は積み木だらけ。23時頃の写真ですが、子どもたちが数人遊んでいました。
マッサージ無料のロイヤルオーキッドスパ
ロイヤルシルクラウンジの向かいには『ロイヤルオーキッドスパ』があります。
ロイヤルオーキッドスパでは
タイ航空ファーストクラス利用者 1時間のスパorマッサージ
タイ航空ビジネスクラス利用者 30分の首肩orフットマッサージ
これらを無料で受けることができます。
残念ながら時間がなかったので利用することができませんでしたが、タイ航空に乗る際はぜひ行っておきたいサービスです。
帰りもタイ航空A330ビジネスクラス
帰りも往路と同じタイ航空A330ビジネスクラスです。
座席も来る時と同じ。広くもなく狭くもなく一般的なビジネスクラスの座席です。
深夜発なので子供は寝てしまいました。子供なら横になれるシート幅。
アメニティ
往路の機内アメニティはラコステでしたが、復路はマンダリナダックというブランドでした。初めて聞きました。
入れ物のポーチは違いましたが、中身はほぼ同じような感じ。
ハンドクリーム、リップクリーム、マウスウォッシュ、クシ、そして歯ブラシセットです。
ファーストとビジネスであれば違うかもしれませんが、ビジネスクラスであれば中身はどこもだいたい似たようなものですね。
機内食
深夜発ですが希望すれば出発後も食事が出ます。
こちらは妻がいただいた洋食メニュー。写真がぶれてしまってすみません。
特に頼むつもりはなかったそうですが、英語での会話が上手く行かずに用意されました。そういうこともあり、ほとんど残してしまったようです。
あとは朝起きてからの和食。和食ですがパンなども用意され、ちょっと量が多い気がします。
こちらは自分がいただいたオムレツメニュー。
今回のプーケット旅行での機内食では一番美味しかったです。
出発してすぐに寝たので成田到着もあっという間でした。
空港→自宅はアメックスの送迎サービス
成田到着後はアメックスの送迎サービスを利用し、空港から自宅まで送ってもらいました。
疲れて帰ってきたあとに電車もバスもスルーできるので、このサービスはありがたいです。
まとめ
これで11泊13日の年越しプーケット旅行も終了となります。
プーケット空港、スワンナプーム空港のラウンジ等についてまとめておきます。
- プーケット空港はタイ空港ラウンジもPP利用可ラウンジもどちらも狭い
- バンコクスワンナプーム国際空港のタイ空港ラウンジは広くて良い
- タイ航空ビジネスクラス以上でロイヤルオーキッドスパ利用可
PP=プライオリティパスです。
タイ航空のスワンナプーム空港ラウンジは広くて飲食メニューも多く、居心地も良さそうでした。
ただ、飛行機の座席はそこまで特筆するようなところはなく、サービスも含め普通という感じです。
ただ、プーケットを含むタイ国内へ行く場合はタイ航空が時間的にもベストだと思います。
2019年~2020年にかけての年越しプーケット旅行もこれでおしまいです。もしかしたらお土産記事でもう一個追加するかもしれませんが。
次の子連れ旅行は2020年3月にハワイとなります。