バリの旅行記を書く前に、まずはこの話を書いておこうと思います。
バリ旅行の帰国日、ホテルから空港へ向かうタクシーにスマホを忘れてしまいました。
気づいた時には既にタクシーは行ってしまい、レシートも貰わなかったので連絡方法も分からず、英語もカタコトしか話せない…そんな状況下でも無事手元に戻ってきたという話です。
目次
リッツカールトン→デンパサールのタクシー内にスマホを忘れる
バリにはウブドとヌサドゥアにリッツカールトンがあります。
自分はヌサドゥアのリッツカールトンに泊まり、そこからバリのデンパサール国際空港へタクシーで向かいました。
ちなみにデンパサール国際空港の正式名称は「ングラ・ライ国際空港」となっていますが、言い難いのでデンパサール空港と呼んでおきます。
家族旅行の帰国日ということもあり、スーツケースが全部で4つあったので大きめのタクシーをリッツカールトンのスタッフさんに手配してもらいました。
帰国便はガルーダ・インドネシアの深夜便24:45発。やることもなかったので20:00過ぎくらいにリッツを発ち、空港へ向かいました。
その途中でポケットに入れていたスマホをタクシーに置き忘れてしまったわけですが、空港到着後は子供をタクシーから降ろしたり、スーツケースを受け取ったりしていて全く気づきませんでした。
気づいた時には既にタクシーは見当たらず…。楽しい旅行の最後にやらかしてしまいました。
アメックスデスクに相談
日本ならまだしも海外、しかもホテルではなくタクシーの車内での忘れ物、この時点で既に9割諦めていました。
ただ、僅かな可能性に賭けてみることに。
本来ならすぐにタクシー会社へ電話すべきなのですが、レシートを貰い忘れてしまったために電話番号が分からず、更に英語もロクに喋れないので話にならないと思いました。
次にタクシーを手配してもらったリッツカールトンに電話しようと思いましたが、こちらも英語対応になる可能性があり後回しに。
まずは一番可能性の高いアメックスに相談してみることにしました。
アメックスには海外旅行先での日本語サポートサービスがあります。
上記はどのアメックスカードからでも利用できるサービスだと思います。
また、アメックスセンチュリオンにはカードアシストというサービスがあり、入会時にこちらの連絡先をいただきました。
ウェブページを見ると
海外旅行中にお困りのことがございましたら、お気軽にセンチュリオン・カード・アシスト専用ホットラインへお電話ください。
と書いてあります。
「お困りのこと」がどこまで対応してくれるのかわかりませんが、ダメ元で相談してみることに。
ただ、肝心の上記カードを持ち歩いておらず、写真は撮っていたのですがタクシーに忘れてきたスマホ内だったので見ることができません。
で、結局はカード裏面にある普通のコンシェルジュサービスへ電話。そこから海外のカードアシスト担当へ繋いでもらおうと考えました。
こちらに電話してみました。
と、とりあえず話は聞いてもらえそうでした。
で、アメックスの海外カードアシスト担当の方に変わってもらい
この時点で21:00くらいでした。24:45発なので23:30くらいまでは大丈夫だろうと思ったので僅かな期待を持って待つことに。
こういった流れで頼むことができました。
細かい言い回しは省いていますが、アメックスのスタッフさんはとても心配し、丁寧に対応してくれました。
電話を終えた後、とりあえず空港にチェックインしてスーツケースを預けることいに。

デンパサール空港でガルーダ・インドネシア航空を利用する場合、ビジネスクラスやスカイチームのステータスを持っているとこちらのエリアで座ってチェックインすることができます。
チェックインを済ませ、妻と娘には先に出国審査をしてもらい、空港ラウンジで待ってもらうことに。
ガルーダ・インドネシアのスタッフさんに事情を説明したところ、出国審査後はここに戻ってこれないらしいのでチェックインエリアで座って待ってみることにしました。
アメックス→リッツ→タクシーで連絡を取ってもらい発見
ガルーダ・インドネシアのチェックインエリアで待ち始めてから10分後、意外と早く折り返しの連絡がきました。
アメックスに連絡してから30分も経っていなかったと思います。
おそらくは連絡が付かなかったから出国を優先してくれという話だと思って電話に出てみたのですが…
という連絡をいただくことができました。
出国手続きを行わずに待っていて良かったです。
もちろん
と伝え、
ということになりました。
面倒なお願いを聞いて下さったアメックスの担当者さん、タクシー会社に連絡を取ってくれたリッツカールトンのスタッフさん、ありがとうございます!
そして何よりも、もしかしたら既に諦めて出国審査を済ませてしまい会えない可能性があるにも関わらず、スピードを優先し返答を聞く前に空港へ向かったくれたブルーバードタクシーの運転手さんに感謝!本当にありがとうございました。
電話では40分くらいかかるかもと言われましたが、20分後くらいには空港へ来てくれました。
持って来てくれたスマホも自分の物で間違いありませんでした。
本当に助かりました。
運転手さんにお礼を払いたかったのですが、日本円や米ドルは妻の方のバッグに入っており、自分は残ったインドネシアルピアしか持っていませんでした。
とりあえず手元にあった20万ルピアほどを全て渡しました。
お金は要らないといった素振りでしたが車で空港エリアに入るのにも入場料がかかるはずなのでなんとか受け取ってもらいました。
むしろ20万ルピアほどしか手持ちがなくて申し訳なかったです。来てくれる可能性も考えて日本円か米ドルでもいいから持っておけば良かったです。
数年前に初めてバリを訪れた時はタクシーも両替所もボッタクリが多かったので疑ってしまいましたが、今回のタクシー運転手さんは本当にいい人でした。
タクシー会社は『ブルーバードタクシー』
東南アジアでは廃車アプリの『Grab』が間違いなく良いと思いますが、バリでは『ブルーバードタクシー』も同じくらい良いみたいです。
こちらの方がブルーバードタクシーに関して詳しく書いているのでご覧ください。
これで完璧!バリ島ブルーバードタクシーの見分け方を伝授します!
今回の件に感謝し、今後もバリへ行く際はGrabではなくブルーバードタクシーを積極的に使っていこうと思います。
まとめ
旅行中にスマホを無くすのは今回で2回目ということもあり、妻にも「もうポケットにスマホ入れるの禁止!」と怒られました。
楽しい旅行が最後に悲しい結果になるところだったので当然ですね。
クラウド管理されていない写真や電子マネーが全てなくなるところだったので本当に助かりました。
改めて、アメックス、リッツ、ブルーバードタクシーの皆様に感謝です。
本来、アメックスの海外電話サポートがこういったことに対応してくれるものなのかどうかわかりませんが、今回はホテルもエアラインもアメックス経由で予約したので多少のお願いは聞いてくれるかなと甘えてしまいました。
帰国後にお礼の電話も入れましたがそこでもすごく丁寧に対応してくれました。
これまで「年会費分の価値はないかも」みたいな記事を書いて申し訳ないです。
今後もアメックスを使い続け、バリへ行った際はブルーバードタクシーを使い、リッツカールトンにリピート宿泊したいと思います。