マネークリップ【the RIDGE(ザ リッジ)】を購入してからちょうど一ヶ月経ちましたので、使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
結論から先に言いますが、the RIDGE(ザ リッジ)はマネークリップとしては使い難いので友人にあげることにしました。
せっかく25,000円もしたのに残念ですが、無理して使うのもストレスなのでマネークリップを欲しがってた友人にあげます。
なぜダメだったのか、どういった部分が使い難かったのかを詳しく書いておきます。
また、この感想はあくまでも個人的に思ったことなので、人によってはthe RIDGE(ザ リッジ)が最高に使いやすいマネークリップと判断する人もいるかと思います。個人で差があるのは当たり前なので、その点はご了承ください。
目次
the RIDGE(ザ リッジ)は何がダメ?どこが使い難い?
the RIDGE(ザ リッジ)は何がダメだったのか。個人的に使い難かった部分は以下の4つです。
- 4つ折りのお札が邪魔
- カードが傷つきそう
- スキミング防止機能が邪魔
- 自分の使いたいカードを取り出し難い
これらの理由でthe RIDGE(ザ リッジ)は使うのを諦め、元々使っていたヴィトンのマネークリップに戻しました。
1つずつ詳しくお伝えします。
4つ折りのお札が邪魔
the RIDGE(ザ リッジ)にお札を挟む際は4つ折りにする必要があります。
2つ折りだとこのようにはみ出してしまい、the RIDGE(ザ リッジ)のスマートさが無くなってしまいます。
4つ折りだとスマート。
しかし、この状況だとお札4、5枚くらいが限界です。
例えば5万円+数千円を持ち歩くとなると、4つ折りではかさばってしまい邪魔になります。
the RIDGE(ザ リッジ)はスマート性を追求しすぎてちょっと使い難くなっているというのが率直な感想です。
カードが傷つきそう
傷つきそうというより、既に若干傷ついています。
画像だと分かりづらいかもしれませんが、カード表面が白くかすれてしまっています。
the RIDGE(ザ リッジ)はカードが落ちないようにバンドが強くなっているのですが、そのせいでカードを取り出す際に表面が引っかかってしまいます。
使い方が下手なだけかもしれませんが、万人がカーズを傷付けずに使うのは不可能な仕様だと思います。
まー別にカードが傷付いてもいいのですが、ICチップ部分が削れてしまい、パスワード認証決済などが使えなくなってしまったら不便です。
傷のせいで再発行なども面倒なのでしたくありません。
スキミング防止機能が邪魔
the RIDGE(ザ リッジ)はスキミング防止機能が付いているのでセキュリティー面では安心です。
ただ、この機能があるのでSuicaやPASMOなどの非接触ICカードを入れている場合は一旦取り出してからでないと使えません。
多くの人が行っている、財布に入れたままタッチして改札を通るという使い方ができないのが逆に不便と感じました。
自分の場合は自宅の鍵がICカードなのでマネークリップに入れたまま使いたい派です。
せっかくスキミング防止という安全策を講じて頂いたのに文句を言うようで申し訳ないのですが、実際のスキミング被害って財布越しにされるというよりはスキマーと呼ばれる装置にカードを通してされるものだと思います。
お店で店員にカードを渡してスキャンされる場合や、ATMなどにスキマーが設置されていないかを注意することが最もスキミング被害を抑えられると思います。
財布越しにスキミングされる可能性もゼロではありませんが、普通に生活してたら限りなく低いので、それなら利便性を重視して欲しいというのが率直な感想です。
自分の使いたいカードを取り出し難い
これがthe RIDGE(ザ リッジ)を使うのを辞めた一番の理由です。
元々、普段から持ち歩いているカードはクレカ2枚、自宅の鍵、あとは日によって免許証と保険証くらいなので最大でも5枚くらいなのですが…
the RIDGE(ザ リッジ)からカードを取り出す時はこのように、一旦全てのカードをこの辺りまで出してから目当ての1枚を抜くという感じです。
これまで使っていたヴィトンのマネークリップは3枚~5枚くらいのカードであれば目当てのものを一発で抜けるので、そちらに慣れてしまうとthe RIDGE(ザ リッジ)が不便に感じてしまいます。
一応、こちらが公式の動画によるカード取り出し手順。
一見スマートに見えますが、全て同じ白いカードなのでどれが目当てのものかわかりません。実際に使うと個人的にはちょっと面倒。
the RIDGE(ザ リッジ)が初めてのマネークリップであれば、これを不便と感じなかったかもしれませんが、慣れたものがあるとダメですね。
the RIDGE(ザ リッジ)のメリット・良い部分
このままこの記事を締めてしまうとthe RIDGE(ザ リッジ)を叩いただけになってしまうのでメリットや良い部分も紹介しておきます。
- 見た目がスマート
- 小さいのでポケットに入れやすい
- スキミング防止で安全性が高い
- カードケースとして使うなら○
こんな感じでしょうか。
簡単にですが一つずつ説明も。
見た目がスマート
the RIDGE(ザ リッジ)はアルミ、チタン、カーボンから素材を選べます。見た目はシンプルだしスマートですね。
こういうデザインが好きな人にはいいのではないでしょうか。
小さいのでポケットに入れやすい
the RIDGE(ザ リッジ)はカードと同じくらいのサイズです。
スマホよりも小さいのでポケットに入れてても全く気になりません。
普段、バッグなどを持たない人にはおすすめです。
スキミング防止で安全性が高い
デメリット部分でも説明したスキミング防止機能、個人的には不要と思っていますが、安全性を気にする人にはおすすめです。
また、日本なら財布越しにスキミングされるというのは稀だと思いますが、治安の悪い地域などだと可能性はちょい高まるかもしれないので、そういうところでは役立つ機能なのかもしれません。
カードケースとして使うなら○
the RIDGE(ザ リッジ)のみで、他に財布や小銭入れを全く持たないというのであればちょっと不便な気もしますが…。
the RIDGE(ザ リッジ)とは別に小銭入れや財布も別で持ち歩く予定の人なら煩わしさもあまり感じないのかもしれません。
自分はマネークリップのみで財布も小銭入れも持たない派なので、もう少し機能性が欲しいと思ったので使うのを辞めました。
このように、the RIDGE(ザ リッジ)の全てがダメというわけではなく、人によっては高性能で利便性も高いと感じるかもしれません。
あくまでも自分が個人的に、the RIDGE(ザ リッジ)よりも今まで使っていたマネークリップの方が良かったと感じただけの話です。
the RIDGE(ザ リッジ)を買うなら必ず試用を!
the RIDGE(ザ リッジ)は安いものでも1万円以上します。値段の高いカーボン製だと2.5万円以上。
通販でいきなり買って、気に入らないとなると勿体無いです。
the RIDGE(ザ リッジ)を購入検討中であれば、必ず試用してから判断することをおすすめします。
Amazonプライムワードローブなら通販でも試用・試着可能
アマゾンの新サービス『Amazonプライムワードローブ』であれば、通販であっても試用、試着した後で返品し、気に入ったものだけ購入することが可能です。
箱から出して実際に使ってみた後でも返品可能です。むしろアマゾン側もそういった注文を推奨しています。
自分もthe RIDGE(ザ リッジ)をAmazonプライムワードローブで試し、4つ注文したうちの1つだけ購入しました。
Amazonプライムワードローブに関する記事はこちら
残念ながら、そこから1ヶ月利用した上で自分には向かないという判断に至ってしまったわけですが…。流石に1ヶ月利用後の返品はできません。
人によっては一度試して使ってみた上で不便、微妙と感じるかと思います。Amazonプライムワードローブであれば無料で送料すら負担なしで返品できるのでおすすめです。
通販でなくとも、実店舗でthe RIDGE(ザ リッジ)が売っているのであれば試しで使えるかどうか聞いて見たほうがいいと思います。
見た目だけで買うのはおすすめしません。
the RIDGE(ザ リッジ)のまとめ
何度も同じことを言って申し訳ありませんが、あくまでも個人的に、the RIDGE(ザ リッジ)は合わないなと思った次第です。
そもそも小銭入れや札入れなどを削りに削ってスマートさのみを重視したマネークリップに万全性を求めるのは不可能だと思います。ただ、個人的にはthe RIDGE(ザ リッジ)よりも、他のマネークリップの方が良かったというだけの話です。
自分が使わなくなった商品を改めておすすめするのも微妙なのでアフィはしません。気になる人はアマゾンや楽天なのでthe RIDGE(ザ リッジ)で検索してみてください。
一応、自分がthe RIDGE(ザ リッジ)を買った時の記事にはアフィリンクもそのまま残しておきます。