SPGアメックスカード

SPGアメックスを申し込んでみた│ポイント付与や無料宿泊などの特典を検証

ネットで良く目にするSPGアメックスカードを申し込んでみました。

SPGアメックス

今回、新規でSPGアメックスカードを作ったのですが、アメックスプロパーカードを初めて作った11年が会員資格取得日になっています。

2019年はマリオットグループのホテルにメインで泊まろうと思ったので、せっかくですしSPGアメックスカードを作り、どれくらいポイントが貰えるかを検証してみたいと思います。

調べてみるとSPGアメックスには様々なメリットがあります。

これが最初に作るクレジットカードだったならばメインカードになっていたかもしれません。

ただ、やはり利用用途が限られてくる点と年会費の高さがネック。

ネット情報では若干過大評価のところもあるので、その辺は個人的な見解も含め、SPGアメックスのメリット・デメリットを解説していきます。

SPGアメックスの基本情報

SPGアメックス
基本カード年会費33,480円(税込み)
家族カード年会費16,740円(税込み)
還元率3%(マリオットボンヴォイポイントで還元)

SPGアメックスの家族カードはマリオットボンヴォイのゴールドエリートには慣れないようなのでメリットなさそうです。年会費無料ならいいと思いますが、16,740円も払うのであれば別なカードを持った方がいいかと。

3%の還元率と書きましたが、マリオットポイントが決済100円に付き3ポイント付くということです。

マリオットポイント1P=1円はだいたいこれくらいの価値かなと。従って、マリオットグループのホテル宿泊に充てる場合は還元率3%としました。これについては後で詳しく説明します。

マリオットグループのホテルに泊まらない場合は決済100円につき1マイル(条件次第でちょい増え)となるのでマイル還元率は1%となります。これに関しても下の方で詳しく説明しています。

SPGアメックスのメリット

SPGアメックスカードのメリット
  • マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格付与
  • カード利用代金100円につき3ポイント(グールプホテル支払いで更に+3ポイント)
  • ポイントをマイルに交換できる
  • カード更新で無料宿泊券付与

他にも空港ラウンジの利用や旅行保険など、一般的なアメックスカードの特典もありますが、SPGアメックス独自のメリットとは言えないので省略します。

上記に挙げた4つのSGPアメックス独自のメリット、1つずつ説明していきます。

マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格付与

マリオットグループの会員プログラム『マリオットボンヴォイ』には6つのステータスがあります。

会員クラスとステータス獲得のために必要な年間宿泊数は以下の通り。

会員クラスステータス獲得に必要な宿泊数
一般会員無料会員登録のみ
シルバーエリート10~24泊
ゴールドエリート25~49泊
プラチナエリート50~74泊
チタンエリート75~99泊
アンバサダーエリート年間100泊滞在+対象となるご利用金額年間20,000米ドル

このようになっています。

SPGアメックスカードを保有すると、本来であれば年間25泊以上の実績が必要となるゴールドエリート資格が無条件付与されます。

通常のルートでマリオットボンヴォイのゴールドエリート資格を得るには月2泊以上を欠かさず達成しなければならないので、一般の人では少しハードルが高いことがわかると思います。

必要宿泊数だけを見ると、これが無条件で付与されるのは確かに大きい。

ただ、そのゴールドエリートでどんな特典があるのかが重要。併せてご紹介します。

マリオットボンヴォイのゴールドエリート特典

マリオットボンヴォイのゴールドエリートには以下のような特典があります。(シルバーエリート以下の特典と重複するものは省略)

  • 25%ポイントボーナス
  • レイトチェックアウト(14時まで)
  • エリート専用予約ライン
  • ホテルウェルカムギフト(ポイント)
  • ルームアップグレード

詳細はマリオットボンヴォイ公式サイトを参照

レイトチェックアウトやルームアップグレードは空室状況次第となります。

エリート専用予約ラインというのも電話が繋がりやすいというだけで、何か特別な対応があるというものでもありません。

ホテルウェルカムギフトもプラチナエリート以上だとポイント以外に朝食やアメニティも選択できるのですが、ゴールドエリートの場合はポイント選択のみ。

そうなると、マリオットボンヴォイゴールドエリートの特典はボーナスポイントくらいしかありません。

そのポイントアップ、具体的にはこれくらいです。

SPGアメックスSPGアメックス公式ページ参照

ゴールドエリートで上乗せされるポイントはこの画像の赤枠部分

この2,500ポイントのうち、ゴールドエリートで得られるボーナスポイントは500ポイントのみです。

一般会員が2,000ポイント付与となるところ、ゴールドエリートであれば25%増しの2,500ポイントになるという計算です。

表にまとめるとこんな感じ。

支払い額ゴールドエリートボーナスポイント
20,000円500ポイント
50,000円1,250ポイント
100,000円2,500ポイント
300,000円7,500ポイント
500,000円12,500ポイント

一般的な人が一年間で費やすホテル代としてはこれくらいなのかなと。

ゴールドエリートと一般会員のボーナスポイント差は25%なので、それだけで莫大なポイントを得られるというわけではないことがわかると思います。

この他、ウェルカムギフトでポイントがもらえますが、1滞在辺り500ポイントくらいなので、こちらもそこまで桁違いのポイントが得られるという特典ではありません。

マリオットゴールドエリート特典まとめ
  • レイトチェックアウトやルームアップグレードは空室状況次第
  • ゴールドエリート会員の上乗せポイントは数百~数千ポイント程度

実際はこれくらいということになります。

個人的に、ゴールドエリート資格だけではそこまでのお得感は感じられません

カード利用代金100円につき3ポイント(グールプホテル支払いで更に+3ポイント)

SPGアメックスカードは100円決済ごとにマリオットポイントが3ポイント付与となります。

これはマリオットグループのホテル決済に限りません。

その辺のコンビニ決済でもマリオットポイントが付きますし、楽天やアマゾンといったネット決済でも100円ごとに3ポイント付与です。

マリオットグループホテル内での決済だと更に+3ポイント、200円決済で6ポイント付与されます。

マリオットポイントの価値

マリオットゴールドエリートのボーナスポイント、SPGアメックス決済で得られるポイント、これらは1ポイントいくらの価値があるのか調べてみました。

東京、沖縄、ハワイなど、個人的に利用しそうな地域とホテルでの比較です。

ポイント閑散期繁忙期
ザ・リッツ・カールトン東京85,00065,000円79,000円
ザ・プリンスギャラリー 紀尾井町60,00037,050円57,000円
東京マリオットホテル50,00024,255円29,213円
ザ・リッツ・カールトン沖縄60,00029,988円89,964円
オキナワ マリオット リゾート&スパ50,00015,092円73,968円
ロイヤルハワイアン60,00039,709円50,264円
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ50,00023,948円31,634円

閑散期 6月10日 (月) – 6月11日 (火)
繁忙期 8月10日 (土) – 8月11日 (日)

閑散期や繁忙期は厳密に言えば別な時期になりますが、クリスマスや年末年始と比べても仕方ないので一般的な平日と夏休み期間の週末で比べてみました。

ポイント価値が1ポイント=1円以上になるのは赤文字のところだけです。

マリオットポイントについて結論をまとめると

  • 平日に使うのであれば1ポイントの価値は1円以下
  • 週末に使うのであれば高級ホテル(カテゴリー7)に限っては1ポイント1円以上(最大1.5円程度)
  • 新たにできたカテゴリー8は無料宿泊に85,000ポイント必要となり、1ポイント=1円以下になりやすい

マリオットグループホテルの無料宿泊に必要なポイントはランクごと、このようにわかれています。

カテゴリー無料宿泊必要ポイント
17,500
212,500
317,500
425,000
535,000
650,000
760,000
885,000

厳密にはオフシーズンとピークシーズンで必要ポイントが変わってくるみたいですが、クリスマスも年末年始も必要ポイントは変わらなかったので省略しました。

カテゴリー7のホテルに週末宿泊するなら1ポイント1円以上の価値、カテゴリー6以下のホテルに泊まるなら1ポイントは1円未満の価値になると判断すればいいかと思います。

また、ポイント宿泊の場合、5泊で予約すると5泊目が無料になり、4泊分のポイント消費で済みます

カテゴリー7以上のホテルで5泊すればポイントの価値は1.5円~2円くらいになりそうです。

SPGアメックスは100円ごとに3ポイントなので、以上を踏まえると、マリオットグループの宿泊に利用する場合に限っては還元率3%前後になると判断できます。(マリオットグループホテルでの決済であれば還元率6%前後)

マリオットグループホテルに良く泊まる人にとっては最強の還元率を誇るクレジットカードということになります。

ポイントをマイルに交換できる

SPGアメックスでの決済は必ずマリオットポイントで還元されます。

マリオットグループのホテルに一切泊まらないということであれば、そもそもこのカードを持つ意味がないのですが…。

今年はたくさん泊まったけど、来年以降はしばらく泊まる予定がないという人もいるかと思います。

そういう人はマリオットポイントを航空会社のマイルに交換する手もあります。

マリオット公式のポイントをマイルに移行説明ページ

  • マリオットポイント→航空会社マイル
  • 3ポイント→1マイルに交換
  • 60,000ポイントの交換で5,000ボーナスマイル

このような条件になっています。

表にまとめると

交換前マリオットポイント交換後マイル数
3,000ポイント1,000マイル
9,000ポイント3,000マイル
30,000ポイント10,000マイル
60,000ポイント20,000マイル+5,000マイル

このようになります。

60,000ポイント未満だと3:1の交換率ですが、60,000ポイントだと交換率がちょっと上がります

SPGアメックスでの決済が100円ごとに3ポイントなので、マイル換算で1マイル

従って、マイル還元率は1%となり、一般的な高還元率クレカと同等となります。

また、60,000ポイントまで貯めてから交換となればマイル還元率は1.25%となり、トップクラスのマイル還元率クレカとなります。

マイル交換対象航空海外一例
  • ANA
  • JAL
  • アメリカン航空
  • キャセイパシフィック航空
  • デルタ航空
  • エミレーツ航空
  • ハワイアン航空
  • 大韓航空
  • シンガポール航空
  • タイ航空
  • ユナイテッド航空(交換率10%UP)

こういった日本発着便の多い航空会社は大体交換可能です。

ユナイテッド航空に関しては3:1.1で他航空会社より10%増しなので少しお得。

ANAやJAL以外でも、あらゆる航空会社に交換可能で100円決済辺りの還元率は1%以上。

SPGアメックスはあらゆるクレジットカードの中でも、最もマイル交換の利便性が高く、還元率もトップクラス

個人的にはこれがSPGアメックスの最大のメリットだと思います。

カード更新で無料宿泊券付与

SPGアメックスを継続(2年目の年会費支払い)で無料宿泊券が付与されます。

この無料宿泊券が使えるのは、前述したホテルカテゴリーの6までとなります。

例に挙げたホテルだと

  • 東京マリオット
  • オキナワマリオット
  • ワイキキビーチマリオット

この辺りがカテゴリー6のホテルです。

リッツカールトンやプリンスギャラリー紀尾井町、ロイヤルハワイアンなどでは無料宿泊券が使えません。

使えるホテルが限られるものの、お盆や年末年始でも空きがあれば除外日無しで使えるという点は大きなメリットだと思います。

SPGアメックスを新規で作る価値はあるのか

SPGアメックスの年会費33,480円

これがネックとなり、申込みを躊躇している人もいるかと思います。

上記に挙げたSPGアメックスのメリットが、3万円以上の価値があるのかどうか。

SPGアメックスを紹介しているブログの大半が、カード更新時に貰える無料宿泊券の価値が3万円相当になるので損はないと書いています。

ただ、個人的にはそう思いません。

無料宿泊券があると、それを基準に旅行を組み立てる必要があり、実際の宿泊費ほどの価値はないというのが個人的な見解。

ハワイ旅行で本当はリッツカールトンに泊まりたいのに、無料宿泊券を使わなければならないのでワイキキビーチマリオットを予約。

こういう事態が結構ありそうな気がします。

どうせなら好きなホテルに泊まりたいのに妥協しなければならない…そういうことがあると、無料宿泊券の価値は個人的には1万円くらいかなーと思っています。

仮に無料宿泊券の価値を1万円程度と考えた場合、他のメリットで年会費の残り2万円強分を埋められる価値があるのか。

SPGアメックス

マリオットグループのホテルに泊まった場合のポイント還元率はこのようになっています。

これを見ると2万円強分のポイント還元を得るにはマリオットグループのホテルでの利用額が120,000円くらいが損益分岐になるのかなと思います。

もちろん、無料宿泊券対象のホテルがいつも利用するホテルであったり、元々泊まる予定のあるホテルであれば価値はその宿泊代相当なので2~3万円くらいになります。

そうなれば損益分岐は大分変わってくるはず。

まーそもそも、アメックスやダイナースといったステータスカードで年会費の元を取ろうという考えは無駄かもしれませんが。

センチュリオンやプレミアムといったランクアップがない分、SPGアメックスに関しては多少なりとも年会費相当の価値があるのかを考える必要はある気がします。

紹介プログラム&条件達成で初年度は元を取りやすい

一応、初年度に関しては紹介プログラムを通じてSPGアメックスを使い、3ヶ月以内に10万円以上の決済をすれば36,000ポイントがもらえます

3ヶ月以内に10万円以上の決済、その後にマリオットグループホテル宿泊予定があれば年会費の元は取れると思います。

紹介プログラムは既存のアメックス会員から紹介URLをもらうだけです。

紹介プログラムは紹介する側もポイントが貰えるので双方にメリットしかありません。

SPGアメックス

SPGアメックス保有者なら紹介で30,000ポイントもらえます。

アメックスセンチュリオン

センチュリオンでも紹介でもらえるポイントは30,000ポイントで変わりありません。

ここで「お知り合いの方には最大60,000ボーナスポイントを差し上げます。」と書いてあるのは、SPGアメックス発行ではなくアメックスプラチナ発行の場合です。

センチュリオンからの紹介でもSPGアメックスでは36,000ポイント以上のボーナスはもらえません

また、SPGアメックス紹介ブログで39,000ポイント獲得と書いてあるかもしれませんが、3,000ポイントは10万円決済で得られる基本ポイントです。ボーナスポイントは36,000ポイントで誰から紹介されても一律となります。

SPGアメックスでなくとも、アメックスプロパーカード保有者からも紹介してもらえます。

ちなみに自分のアメックスプロパーから紹介プログラムを利用し、自分のSPGアメックスを作ることはできません

家族ならOKですが、自分から自分に紹介はダメみたいです。

家族か友人に紹介してもらいましょう。

自分も紹介は可能ですので、どうしても周りにアメックスカードホルダーがいない場合はこちらのフォームから『アメックスカード紹介希望』と連絡ください。





紹介可能アメックスカード

紹介できるアメックスカードはこの辺り、あとはアメックスプラチナや普通のアメックスグリーンです。

たまに問い合わせいただきますが、アメックスセンチュリオンは紹介制ではなくインビテーションオンリーなので紹介できません。

最後に、紹介プログラムでもらえるマリオットポイントは最大で36,000ポイント。

ポイントの価値については前述した通り、カテゴリー7以上のホテルに泊まる場合のみ1ポイント1円以上の価値となります。

カテゴリー6以下のホテル宿泊の場合、1ポイントの価値は1円未満なので、年会費の元は取れない計算となるのでご注意を。

SPGアメックスの特典・メリット・価値まとめ

SPGアメックスの特典を長々と説明しましたが、全てがメリットと言えるかは微妙なところ。

個人的にメリットと思えたのは

  • マリオットグループホテルでの決済で還元率6%
  • ほぼ全ての航空会社マイルへ交換可能

この2点くらいかなと。

マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格をメリットと押しているブログは多いですが、不確定なルームアップグレードと25%+αのボーナスポイントくらい。それをメリットと言えるかは微妙ではないでしょうか。

また、継続でもらえる無料宿泊券についても前述した通り、個人的には宿泊費相当の価値はないと思っています。

マリオットグループのホテルにめちゃくちゃ泊まる予定があるという人やいろいろな航空会社のマイルに交換したいという人にのみおすすめのクレジットカードだと思います。

自分の場合、2019年に限ってはマリオットステータスがプラチナエリート継続ということでお得だと思い作ってみました。

来年ゴールドエリートになった時に解約してしまう可能性は高いと思います。

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