アメックスセンチュリオンカードを持ち始めてから1年、入手当初は特典面でアメックスプラチナカードと大差ないと思っていましたが、最近になってお得な特典があることを知りました。
個人的に使えると思ったアメックスセンチュリオンカード会員のお得な3大特典をご紹介します。
※使う人によって特典の価値が変わってくるかと思います。この記事で紹介する3つのセンチュリオン特典は、あくまでも自分の中で最もお得だと思ったサービスです。
目次
アメックスセンチュリオンカードのお得な3大特典
今回ご紹介するアメックスセンチュリオンのお得な3大特典はこちら
- エアポート送迎サービス(国内・海外)
- インターナショナル・エアライン・プログラム
- センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート
アメックスセンチュリオンカードを1年間使ってみて、この3つはアメックスプラチナとはサービス内容が大きく異なり、自分にとってはメリットがある特典と感じました。
一つずつ詳しくご紹介します。
アメックスセンチュリオンのエアポート送迎サービス(国内・海外)
エアポート送迎サービスに関しては過去記事でも何度か取り上げています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
簡単に言うと海外旅行の時に自宅-空港間、現地空港-ホテル間を無料送迎してくれるというサービスです。
自宅-空港間の無料送迎がエアポート送迎サービス(国内)
現地空港-ホテル間の無料送迎がエアポート送迎サービス(海外)
このようになっています。
サービス適用条件(利用条件)
サービス適用条件(利用条件)は2つあります。
ビジネスクラス以上の航空券、またはツアー予約
アメックスセンチュリオンパーソナルコンシェルジュデスクを通した予約
ビジネスクラス以上の航空券かツアーのみ無料送迎のサービスが付与されます。
マイルを使った特典航空券やエコノミークラスの航空券、ツアーではこのサービスの対象外です。
また、アメックスセンチュリオンパーソナルコンシェルジュデスクを通した予約のみ適用となります。
いくらアメックスセンチュリオンカードで決済したとしても、エアトリやエクスペディア、HISを通した航空券、ツアーでは対象外です。
コンシェルジュデスクに電話し、アメックス旅行担当を通した予約のみが対象です。
最初にこのサービスを知った時、
「アメックスのデスクを通した予約のみ対象?それって送迎料金が航空券代、ツアー代に上乗せされてるだけじゃない?」
と思いました。
ただ、実際はそのようなことなどありませんでした。
この後ご紹介する3大特典の1つ『インターナショナル・エアライン・プログラム』によって航空会社によっては市場最安値で航空券を購入することができます。
エアポート送迎サービス(国内)対象空港と利用可能地域
- 羽田空港 : 東京都(一部を除く)、神奈川県(西部を除く)、千葉県・埼玉県の一部
- 成田国際空港 : 東京都(一部を除く)、神奈川県(西部を除く)、千葉県・埼玉県・茨城県の一部
- 中部国際空港 : 愛知県全域
- 関西国際空港 : 大阪府全域、京都府・兵庫県の一部
国内だと4つの空港とその付近からの送迎しかしてくれません。
最寄りが上記空港以外だと意味のない特典です。
エアポート送迎サービス(海外)対象地域
- ロンドン
- パリ
- ローマ
- ミラノ
- 香港
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
- ラスベガス
- サンフランシスコ
- ホノルル
ハワイで使えるのが助かります。
シンガポールやドバイとかも対象にしてくれるとありがたいんですけどね。
エアポート送迎サービスを実際に利用してみた
ハワイ旅行の際にこのエアポート送迎サービスを実際に利用してみました。
そのレポート記事がこちらとなります。
自宅-空港間の送迎、現地空港-ホテル間の送迎、どちらも快適でした。
2019年後半のバリ旅行、シンガポール旅行でもコンシェルジュデスクを通してビジネスクラス航空券を予約しているのでエアポート送迎サービスを利用する予定です。
ただ、残念ながらバリもシンガポールも現地空港は対象外となっているため、国内のみの無料送迎となります。
アメックスセンチュリオンのインターナショナル・エアライン・プログラム
インターナショナル・エアライン・プログラムに関しては、アメックスセンチュリオン会員限定ではなく、アメックスプラチナ会員も対象のサービスとなります。
パーソナルコンシェルジュデスク、もしくはアメックストラベルオンラインを通して航空券を予約する際、提携航空会社のビジネスクラス以上の航空券であれば割引購入できるというサービス。
提携航空会社
- デルタ航空(2019年9月30日まで)
- ユナイテッド航空(2019年9月30日まで)
- 日本航空(2019年9月30日まで)
- アメリカン航空(2019年12月31日まで)
- エティハド航空(2019年12月31日まで)
- エミレーツ航空(2019年12月31日まで)
- カタール航空(2019年12月31日まで)
- シンガポール航空(2019年12月31日まで)
- アリタリア航空(2020年3月31日まで)
- エールフランス航空(2020年3月31日まで)
- 大韓航空(2020年3月31日まで)
以前にも当ブログで紹介した特典です。
その時にいろいろな航空会社で比較したので、そのまま載せておきます。
条件は自分の利用条件に当てはめ、大人2人、子供1人、ビジネスクラスの条件で比較してみました。
ドバイ往復のエミレーツ航空での比較
こちらが一般のアメックス会員向け料金
3人合計で2,422,260円
こちらがインターナショナルエアラインプログラムの適応後料金
3人合計で2,321,460円
最後にネット上の航空券サイトの料金
3人合計で2,379,100円
アメックストラベルは若干高いかなと思っていたので妥当だと思いますが、インターナショナルエアラインプログラムが適用されるとネットの安値を上回るお得さです。
ロサンゼルス往復のアメリカン航空での比較
こちらが一般のアメックス会員向け料金
3人合計で1,455,040円
こちらがインターナショナルエアラインプログラムの適応後料金
3人合計で1,227,940円
最後にネット上の航空券サイトの料金
3人合計で1,428,000円
このように、インターナショナルエアラインプログラムの価格が最も安くなる場合がほとんどとなります。
また、一般的な格安航空券サイトで購入した場合、変更やキャンセルが一切できないという場合が大半です。
このインターナショナルエアラインプログラムは、航空会社公式サイトと同条件となる場合がほとんどであり、キャンセル・変更条件も公式購入扱いとなります。
アメックスプラチナカードの時は一切利用しなかったサービスですが、調べてみたら予想以上にお得でした。
先に挙げたエアポート送迎サービスとの組み合わせにより、アメックスサービスの中で最も使える特典だと思っています。
センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート
ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)というサービスはアメックスプラチナカードにもあり、人気のサービスだと思います。
アメックスセンチュリオンの場合、一部の対象ホテルに限り、センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾートというサービスがあり、ホテル特典が上乗せ追加されるようです。
センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾートということで略称は『CFHR』としておきます。
CFHR参加ホテルグループ
- アマン
- ザ・ペニンシュラホテルズ
- セントレジス ホテル&リゾーツ
- ベルモンド
- マンダリン オリエンタル ホテル グループ
- オトカーコレクション
- ローズウッド・ホテル&リゾーツ
- ウォルドーフ・アストリア・ホテル&リゾーツ
2019年12月31日(火)まで(この期間以降は対象ホテルの入れ替えがあると思います)
通常のFHR特典
CFHR特典を紹介する前に、アメックスプラチナ会員も利用できる通常のFHR特典をご紹介しておきます。
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
- ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
- 客室内のWi-Fi 無料
- チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
- ホテルのオリジナル特典
このようになっています。
CFHR特典
CFHR特典とは、通常FHR特典に下記2つの特典が上乗せされます。
- ご予約時の空室状況により、お部屋をアップグレード
- 2連泊以上の場合、館内レストランまたはスパトリートメントのご利用代金より100 米ドルまたは200 米ドル相当オフ
※上記特典に関しては一部対象外の国もあるようなのでコンシェルジュに確認する必要があります。
部屋のアップグレードですが、通常のFHRもチェックイン時に空きがあれば1ランクアップとなります。
CFHRの場合は予約時に1ランクアップとなります。予約時点だと空きがあるかどうかは一目瞭然なので、アップグレードが確約されたも同然と言えます。
また、100米ドルor200米ドルのルームクレジットですが、これは通常のFHRに追加となります。
セントレジスシンガポールを例に挙げると
通常FHR特典のホテルオリジナル特典により、100米ドルのルームクレジットが付与されます。
これにCFHR特典である200米ドルが上乗せされるので、合計で300米ドルのルームクレジットが付与されるということになります。
これはなかなか大きい特典だと思います。
CFHR特典の適用条件
CFHRの適用条件ですが、コンシェルジュデスクを通したホテル予約のみ対象となります。
そもそも、先程例に挙げたセントレジスシンガポールを見ていただければわかるかと思いますが、電話でコンシェルジュデスクに聞かないと特典内容が確認できません。
エアポート送迎サービス同様、ネット予約が対象外となるのは少し面倒です。
CFHR特典の一例
CFHR特典の一例をご紹介します。
セントレジスバリ
- 予約時にルームアップグレード
- 200ドルのルームクレジット
セントレジスシンガポール
- 予約時にルームアップグレード
- 200ドルのルームクレジット
マンダリンオリエンタルシンガポール
- 予約時にルームアップグレード
- 200ドルのルームクレジット
このようなCFHR特典があります。
今ちょうどバリ旅行とシンガポール旅行のホテル探してをしているところなので、他のCFHR特典が確認できたら追記します。
センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート(CFHR)について詳しく検証、説明する記事を書いてみました。こちらをご覧ください。
アメックスセンチュリオンカード3大特典まとめ
あくまでも個人的には使える・お得と思ったアメックスセンチュリオン特典となります。
これまでFHRすら一度も使ったことがなく、CFHRもまだ未経験(2019年7月に経験予定)であるにも関わらず3大特典に挙げてしまっていますが、ネット上でのFHR体験を見る限り、満足度の高いサービスだと思っています。
実際に体験した後、追記・修正も行って参ります。