アメックスプラチナカードがメタル製になるそうです。

このページを見ると
2018 年、プラチナ・カードは、メタル製のプラチナ・カードになります。
このように書かれています。
新規申込は10月15日以降、メタル製プラチナカードに。
既存会員は2018年11月以降、プラスチック製プラチナカードからメタル製プラチナカードに随時切り替わっていくようです。
目次
日本で発行できる金属製クレジットカード
今回はアメックスプラチナがメタル製プラチナカードを発行するということで話題となっています。
そもそも、金属製のクレジットカード自体はほとんどなく、日本で発行できるものは2種類しかありません。
その2つの金属製クレジットカードをご紹介します。
Luxury Card(ラグジュアリーカード)
マスターカードの最高峰と言われるLuxury Card(ラグジュアリーカード)は金属製クレジットカードとなっています。
インビテーション無しで申し込めるTITANIUM CARD(チタンカード)、BLACK CARD(ブラックカード)も全て金極製となっています。
その上にはラグジュアリーカードの最高峰GOLD CARD(ゴールドカード)があります。
TITANIUM CARD(チタンカード)

- 年会費:54,000円(税込み)
- インビテーション無し(即申込可)
ラグジュアリーカードのスタンダードクラスがこのチタンカードです。
インビテーション無しなので審査さえ通れば誰でも金属製クレジットカードを持つことができます。
年会費54,000円は、他ブランドのゴールドカード、プラチナカードレベルです。JCBザ・クラス同等。
BLACK CARD(ブラックカード)

- 年会費:108,000円(税込み)
- インビテーション無し(即申込可)
ラグジュアリーカードのハイクラスがこちらのブラックカードです。
普通ならインビテーション制となるクラスですが、インビテーション無しで申し込めるようです。もちろんチタンカード同様、金属製クレジットカードとなります。
年会費108,000円は、他ブランドのプラチナカードレベルです。JCBカードの最高峰、JCBザ・クラスを上回り、アメックスプラチナカードに近い金額。
GOLD CARD(ゴールドカード)

- 年会費:216,000円(税込み)
- インビテーション制
ラグジュアリーカードの最高峰がこちらのゴールドカードです。
これは流石にインビテーション制。チタンカードかブラックカードを使い続けているとインビテーションが届くかと思います。
当然ですが金属製クレジットカードです。
年会費216,000円は、アメックスセンチュリオンカードに次ぐ高さ。
ラグジュアリーゴールドカードが登場するまではSBIワールドカードやダイナースプレミアムカードが高額でしたが、それを追い抜いてクレジットカードの年会費ランキングで上から2番目となっています。
ご覧のように、ラグジュアリーカードは3種全てが金属製クレジットカードとなります。
独自の特許技術を持っており、金属製クレジットカードでありながらICチップが搭載されています。パスワードが必要となる端末でも使用可能。
アメックスセンチュリオンチタンカード

ラグジュアリーカード以外の金属製クレジットカードとなる、あとはこのアメックスセンチュリオンチタンカードしかありません。
自分はラグジュアリーカードは持っていませんが、アメックスセンチュリオンチタンカードの方は持っています。これに関する記事はこちらに書いています。

センチュリオンチタンカードは、普通のアメックスセンチュリオンカード(プラチック製カード)の付属(おまけ)として申し込むことができます。
ラグジュアリーカードとは異なり、あくまでもおまけ程度の付属カードとなるので、普段使いには適していません。
画像や過去記事を見ていただければわかると思いますが、センチュリオンチタンカードにはICチップが搭載されていません。
ICチップ対応の決済端末、パスワード入力を必要とする端末で使えないというデメリットがあります。
使えないところがあるということで、普段は持ち歩いていません。むしろ使ったことは一度もありません。
今回登場のメタル製アメックスプラチナカードについて

今回登場のメタル製プラチナカード、公式サイトをもう一度見てみると
ジーパンのポケットに入っているメタル製プラチナーカードですが、はっきりとICチップが搭載されていることがわかります。
つまり、ラグジュアリーカード同様、アメックスプラチナのメタル製プラチナカードもICチップ対応の端末で使うことができるということです。
すでにプラチナ・カードをお持ちのお客様へは順次メタル・カードへのお切替申込書をお送りいたしますので、 メタル・カードをご要望のお客様につきましては、弊社からのご案内をお待ちください。
このように書かれているということは、プラスチック製プラチナカードとメタル製プラチナカードの併用ではなく、切替となっています。
即ち、ICチップが搭載されていなければ意味がありません。
センチュリオンチタンカードはICチップが搭載されていない単なる付属カード、酷い言い方をすれば使えない金属製クレジットカードでした。
これまでは金属製クレジッドカードと言えばラグジュアリーカードの独占市場でした。
しかし、今回のメタル製プラチナカードの登場でそれも変わってきそうです。
すぐではないと思いますが、VISAやダイナースも金属製クレジットカードを導入してくる可能性が高いかもしれません。
アメックスセンチュリオンチタンカードは今度どうなるのか?
調べてみると、センチュリオンチタンカードも以前はICチップが搭載されていたようです。
ただ、トラブルが多かったため、ICチップが外されてしまったようです。
今回、メタル製プラチナカードが日本でも正式リリースとなったことで、技術的な問題はクリアされたと考えられます。
センチュリオンチタンカードもICチップ搭載のものが再登場するかもしれません。その辺りはちょっと期待しています。
まーこの問題がクリアされたからと言ってチタンカードを持ち歩くかどうかわかりませんが。
確かに金属製クレジットカードの方が目立つかもしれませんが、なんか無駄にアピールしているような感じがしてしまい、少し出し辛い気がします。
メタル製プラチナカード登場のまとめ
金属製クレジットカードが欲しい場合、これまではラグジュアリーカードを申し込むしかありませんでした。(アメックスセンチュリオンは申込不可、紹介も不可なので)
今回、比較的ハードルの低いアメックスプラチナカードでも金属製クレジットカードを持つことが可能となりました。
これを機にアメックスプラチナを持つ人が増えるかもしれませんね。
また、アメックスプラチナカードはインビテーション制となっていますが、実際はプラチナホルダーの紹介やセンチュリオンホルダーの紹介により、飛び級で申込が可能です。
年会費が高いだけであまりメリットがなく、紹介し辛かったアメックスプラチナカードですが、これを機に、興味のある友人がいれば勧めてみようかと思います。
【10月4日追記】都内で行われた会見内容のまとめと見解
都内で行われたアメックスプラチナサービスに関する会見内容、それを踏まえた個人的な見解と「アメックスプラチナカードってお得なの?」という部分について追加記事を書きました。